展示情報など

山形レトロ館原画作者・結城泰作氏は平成17年9月に逝去し、今年七回忌にあたります。このたび、山形市の旧済生館や文翔館といった代表作の他、天童、 上山の作品も合わせ、旧山寺ホテルの客室を会場に展示を行っております。 一階にはやまがたレトロ館絵地図や、山形・天童・上山の絵はがきセット、絵はがき入りの額等も販売されています。 また、建造物保存のための募金も行っておりますので、是非足をお運びください。木造ホテルのレトロな雰囲気を味わうことができます。

日時:
9月18日(木)〜11月8日(火)
9:00〜16:00
会場:
旧山形ホテル(JR仙山線山寺駅前)
入場料無料
〒999-3301
山形県山形市大字山寺4278
TEL:023-695-2216
電車:JR仙山線山形駅・仙台駅より 山寺駅下車正面すぐ
山形交通バス:山交バスターミナルより 山寺行き終点山寺
車:国道13号線大の目交差点より山寺街道奥へ
主催:

旧山寺ホテルについて:

旧山寺ホテルは平成19年にホテルを廃業し、現在は閉館されているため、建物の傷みが目に付くようになりました。しかしこの度所有者のご理解の元、建物を利用して展示を行うことができました。さらにこれを機会に、建物や庭園の痛みを補修しながらなんとか活かして行きたいと考えております。

山寺ホテルの歴史:

旧館(西北正面玄関左側)と新館(東南正面玄関右側)が時代を超えて連結され、構成されています。

同ホテルの前身は現在の川原町(立石寺門前町の部分)にあった江戸時代からの旅籠【中島屋】。しかし大正初期、立谷川の氾濫で流失してしまいました。中島屋の面影は、ホテル正面に掲げられた木製看板の裏面に見ることができます。その後、対面石の対岸にある現在の場所に再建されました。明治35年当時の建物は医院だったと言われ、旧館と呼ばれています。浴室、洗面所なども当時のままに現在も使われていますが、居住部分のため、立ち入ることはできません。その当時、現在の北側の庭園部分は山形・天童方面へのバス発着場で、賑わっていました。この様子は、館内に写真展示されています。

その後、昭和12年に仙山線が全線開通したため、山寺駅と対面する形で正面玄関を東側に移し、昭和11年旧館に増築の形で新館として新築されました。現在の正面玄関右側の建物にあたります。

仙山線は仙台と山形を結ぶ国鉄線で、山形ー山寺間は昭和8年開通。その後4年をかけて昭和12年、仙台ー山寺間が開通し、全線開通となりました。これにより、山寺は観光地としての隆盛期を迎えます。山寺ホテルは新館の開業により山寺駅と相対し、現在の東側を表玄関とし、以前の表玄関が現在は裏玄関となっています。当主が亡くなる平成19年まで、ホテルとして営業していました。